ワンちゃんを家族に迎え入れたら次にしなければいけないのが「しつけ」ですね。
「最低限、何を教えればいいの?」「どうやって教えるの?」と頭に「?」が多く浮かびますよね。。
できればたくさん教えたいと思いますが、まずは「5つのコマンド」を教えてあげて下さい。
5つのコマンドとは、「おすわり」「まて」「おいで」「ふせ」「アイコンタクト」です。
コマンドとは命令です。「おすわり!」って言ってちょこんと座ると、きゃわいい〜ってなると思いますが、これは、芸ではないので勘違いしないで下さいねww
このコマンドは、「可愛い我が子を守る」「他のワンちゃん、人に迷惑をかけさせない」など生活を送る中でとても重要な役割をします。なので最低でもこの5つのコマンドは教えてあげて下さいね。
コマンドを教える時は必ずオヤツを使ってワンちゃんも楽しく一緒にトレーニングしてあげて下さい!
Ⅰ. おすわり
これは比較的すぐに覚えるコマンドですね。まずはこのおすわりから教えてあげてもいいと思います。
おすわりの教え方は、簡単です。
①オヤツを持ってワンちゃんの前に立つ
②「おすわり」と言いながらワンちゃんが上を向くようにオヤツを動かす(差し出す?)
これだけですww
こうすることでワンちゃんは上を見上げてお尻が自然と床につきます。これがおすわりです。
ワンちゃんは学習が早いのでこれをケージから出して遊ぶ時に毎回何回かやってあげましょう!
おすわりができるようになると、興奮している時に落ち着かせたり、信号待ちや動き回って欲しくない時に動きを制御できます!
ただ、オヤツは使いますが、できなければ上げないでくださいね。
ワンちゃんは最初「おすわり」の意味がわかってません。。おすわりができていなくてもオヤツがもらえれば、おすわり覚えませんww
トレーニングは、「できなければオヤツ食べれないルール」が鉄則です。

僕も何度もやらされました。。。
でも言う事聞けばオヤツ貰えるから楽しいんだよね〜♪
Ⅱ. 待て
「おすわり」ができたら、次は「待て」ですね!
これも簡単ですよ!「待て」は説明することもないですが、ただ、「待て!」と言ってワンちゃんの目の前にパーにした手を出すだけですww
この時もオヤツを使ってやりましょう!
最初は「待て」と言って3秒くらい待てたらオヤツあげましょう!
それから少しづつ待ての時間を長くしていって長く待てができるようにしていきましょう。
ただ、ワンちゃんはそこまで長く「待て」はできません。10秒「待て」ができたらかなり優秀のようです。
なのであまり焦らさずにオヤツあげて下さいねww
「待て」が出来るようになってきたら次のステップです!
次は、「待て」のコマンドをして、飼い主さんが後ろに下がって離れます。まだ待て出来ていたら近づいてオヤツあげましょう♪
これで「待て」の時間を長くしていきましょう!
これが出来てくれば次の「おいで」に繋がってきます!

僕は最初すぐに立ち上がるからなかなかオヤツもらえなかったんです。。。
でも今ではしっかり待てるようになりました!
でも僕たちはあまり長く待てないんだよね。。。
Ⅲ. おいで
待てまで出来たら「おいで」は割と簡単ですよ!
おすわり→待て→飼い主さんが5歩くらい離れる。ここでワンちゃんに近寄らずに「おいで!」って言って下さい。
ワンちゃんはオヤツがもらえるのですっ飛んで来ますww
ここで大切なのは「おいで」って呼んでないのにこっち来ちゃった時はオヤツなしですよ!
「おいで」はドッグランで呼び寄せる時や危ないところに行きそうな時に飼い主さんの元へ来るように入れるためのコマンドです。
なので、呼んでないのに来るのは「おいで」失敗ですww
「おいで」の号令の後にくればオヤツをあげて呼んだら来るようにしていきましょう!
ただ、柴犬は気まぐれですww 飽きたら来なくなりますが、根気強くおいでを教えていきましょう!
ワンちゃんがトレーニングに飽きたらおしまいでいいと思います。
慣れてきたら、「おいで」って呼んで足元に来た時に「おすわり」したらオヤツ♪みたいな感じで少しづつレベルアップしてもいいですね!

僕は最近出来るようになったよ!
Ⅳ. ふせ
次は少し難易度が上がりますよ!「ふせ」です!
ふせは僕たちもなかなか苦労しました。。。
これもオヤツを惜しみなく使いましょうww 僕たちがやったやり方をご紹介しますね!
①まずは、おすわり→待ての状態にします。
②「ふせ」と言いながら、ワンちゃんの目の前でオヤツを持っている手を地面につけます。
ただこれだけなのですが、なかなか難しいww
コツはワンちゃんがふせの状態にならないと口が届かないくらいの場所に手を下ろしてあげる事です!
あと、「ふせ」と言った後にワンちゃんの首の付け根あたりを地面に向かって軽く押しつけてあげてもいいと思います。
最初は、おすわりの状態から立ってオヤツを食べにきますww
この時はもちろんオヤツ無しですよ。。
ふせが出来たらたくさん褒めてオヤツをあげましょう!!
少しづつ「ふせ」の体制を理解してきますので次第に出来てくると思います!
うちの子はこの方法でオヤツがあればふせをするようになりましたが、「ふせ」のコマンドだけではまだ「ふせ」しませんww
これも根気強くやっていきましょうww
Ⅴ. アイコンタクト
ここまで出来たら「アイコンタクト」は簡単です!
ただ、オヤツを持っている手を飼い主さんの目の位置に持ってくるだけです!
ワンちゃんは最初オヤツを見ているので自然と飼い主さんと目が合います。
ワンちゃんの名前を呼びながらアイコンタクトのトレーニングをしてあげると名前を呼んだ時に飼い主さんの方を見てくれるようになりますよ!
アイコンタクトって書きましたが、ここで大事なのは名前を呼んだらこちらを見るようにするって事ですね!
これができると、悪戯してる時とかに呼んでやめさせたり、こっちに注目した時に指示をしてワンちゃんの動きを制御しやすくなります。
これは、最後に書きましたが、一番最初にトレーニングしてもいいかもですね!
「アイコンタクト」と書いてますが、実はワンちゃん(特に柴犬)は真っ直ぐ目を見られると緊張、敵対、怖がったりすることがあります。
シャイですねww
なので、あまり真正面からじっと目を見過ぎないようにしましょう!
ワンちゃんの眉間あたりを見てあげて下さい!

パパ、ママに注目して欲しいけど、あんまり真っ直ぐ目を見ないでください。。
僕緊張します。。
まとめ
さて、今回は日常生活に必要な5つのコマンドを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
本当にこの5つのコマンドがちゃんとできると、家の中、散歩、ドックラン、一緒にランチなどのシーンでワンちゃんを制御できます。
ワンちゃんと楽しく生活するには最低限必要なので少しづつ教えておきましょう!
時期としては生まれて、2〜4ヶ月の間に教えるような流れで大丈夫です!
まずは、この時期にコマンドに反応するようになれば良いでしょう。
その後にコマンドの精度を上げていくといいと思います!
家の中ではできるのに散歩中はなかなかコマンドを聞かない。。
とか色々な問題は出てきますが根気強く教えてあげて下さいねww