柴犬に甘噛みされやすい行動があった!?の話。

前回の記事でも紹介しましたが、柴犬の甘噛みはほんとに大変ですよね。。。
今回は飼い主さん側のお話。甘噛みされやすい行動があるんです。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。今から説明する行動は柴犬を「興奮させる」、「攻撃性を高める」事につながるので注意して下さいね!

ちなみに前回の甘噛み対処方の記事を読みたい方はこちらからどうぞ!
    ↓↓
https://hajihaji.jp/なんで噛むの!?大変な柴犬の甘噛み対処方!!

では紹介していきますね!

「噛まれやすい行動5選」

Ⅰ. 手をワンちゃんの顔の前に出す

これはやってしまうランキング1位ですかね。。。遊ぼうと思ってワンちゃんの顔の前に手を出してしまうことありますよね。
これをするとワンちゃんはおもちゃだと勘違いして噛みついてくることがあります。

この時のポイントは「興奮を抑える」です。

https://hajihaji.jp/なんで噛むの!?大変な柴犬の甘噛み対処方!!でも紹介しましたが、柴犬は遊ぶ時に口を開けて歯を当てて遊びます。。。柴犬の場合は不用意に手を出さないようにしましょう!

顔の前で手をヒラヒラさせたりすると更に興奮して噛んでくるので注意して下さいね。
遊びたい場合はオモチャで遊んでください!


ただ、ロープ系のおもちゃでの引っ張り合いとかをすると猟犬である柴犬は、興奮度MAXになるので噛みがエスカレートする可能性が高いのであまりおすすめしません。。。ウチの子がそうですww
元々は、ロープ系のオモチャって遊ぶものじゃなくて歯磨きを目的に作られているものなんです。。
一人遊びできるオモチャやオモチャの形状を工夫して噛まれないように遊んであげて下さいね。

そして、対処方は簡単!「手を出してしまった時はゆっくり手をあげてワンちゃんが届かないようにする」
これだけですww

Ⅱ. やたらワンちゃんに触る

人と同じでワンちゃんにももちろん、気分があります。
柴犬は自立心が強いので、犬一倍この「気分」があります。

可愛くて触りたいのはわかりますが、グッと我慢して、「一人で遊んでる時」「寝ている時」などは触らないようにしましょう。

触らせてくれる気分になった時に触ってあげて下さい。うちの子は座ってボーッとし始めたら触っていいよのサインですww
ワンちゃんによってサインが違う事もあると思うのでワンちゃんを観察してワンちゃんのサインを読み取れるようにしましょう!

ただ、この触る時に注意したいことがあります。

それは、、、「真正面から手を出して触らない」です。
「Ⅰ」と少し重複しますが、、柴犬は真正面から手を出したり、向かって来られると警戒します。
せっかく触ってもいいよ気分になったのに警戒させると「やめて!」って噛んできますww
しかもこの時の噛みは防衛の噛みなのでまぁまぁ痛いですww 気をつけて下さい!

ワンちゃんの「触っていいよサイン」が出たら、できればワンちゃんの横に座ってゆっくりと肩の辺りから触れてみて下さい。
大人しくしていれば成功ですww
ただ、この時に噛んでくる時はすぐに触るのをやめて下さい。まだ触らせてくれる気分じゃないようですww


あともう一つ!柴犬は人の感情を匂いでしっかり読み取りますので「怖い」「緊張」の感情があるとワンちゃんにバレてリラックスできなくなるので穏やかな気持ちで撫でてあげて下さい!

Ⅲ. 素早い動き、テンションが高い

① 素早い動き

パッと手を引っ込めたり(甘噛みされた時にやりやすい行動です)、いきなり素早く立ったり、慌てた声を上げた時ワンちゃんは興奮して甘噛みしてきます。。。
元々、柴犬は猟犬です。狩りをする時には素早く逃げる獲物を仕留める習性があるのです。

この素早い動きが柴犬にとって興奮、びっくりを誘導してしまします。

柴犬の近くで動く時は穏やかにゆっくり動くことを意識しましょう!

② テンションの高い人

ワンちゃんと接する時によくテンション高く「きゃわいい〜」とか「ただいま〜」とか言ってませんか?ww
この行動は、ワンちゃんが「遊んでもらえる」と思って興奮します!

特にあるあるなのが、お酒を飲んでテンションが上がった時にそのテンションのままワンちゃんと触れ合う場面です!
飼い主さんがお酒を飲むのは全然問題ないのですが、テンションを上げすぎないように気をつけて下さいね!

あと、柴犬は裏切りに敏感です。。
いつも穏やかに接していたのにも関わらず、いきなりテンション高くワンちゃんに接するとワンちゃんは、

「え?パパ、ママ急にテンション高いじゃん。。。いつものパパ、ママじゃない。。。」

ってなって裏切られた感情が生まれる可能性もあるようなので気をつけて下さいね!

Ⅳ. ワンちゃんの表情や状態に鈍感な人

これは、ワンちゃんが嫌がっていることに気づいてない時ですね。。。
前の記事でも説明しましたが、ワンちゃんが「嫌だ!!」って思っている時はその行動をやめましょう!

嫌がる行動は「体を触る」「首輪やリード、ハーネスをつける」「グルーミング」「身体を洗う」などなどがあります。。
ただ、ワンちゃんの嫌がる行動も生活上しなければいけない事もあるので、オヤツを上手く使って慣れさせていきましょう!

リードをつけたりする時はある程度時間が必要だと思うので、オヤツを飼い主さんが摘んで、少しずつかじらせて時間を稼ぎましょう!

人間同士の生活と一緒でワンちゃんの感情も考えて楽しく過ごして下さいね。

Ⅴ. ワンちゃんに指示しない人

これは、「待て」「おすわり」などのコマンド指示でワンちゃんのタイミング、興奮をコントロールできていない人ってことです。

ワンちゃんは自分で興奮を抑えることができない場面が多々あります。これは本能で生きてるので仕方ありませんねww

「待て」「おすわり」「おいで」「アイコンタクト」のコマンドはただの芸ではありません。
これは「待て」でワンちゃんの動くタイミングを制御したり、「おすわり」で落ち着かせたり、コマンドはワンちゃんの行動をコントロールする為の指示です。

この指示がないとワンちゃんは好き放題する事もしばしばww
まずはコマンドを教えるところから始まりますが、一通り覚えたらワンちゃんの状態に合わせてコマンドを入れ通常の状態を保てるようにしていきましょう!
ただ、簡単に言ってますが、難しいですww
うちの子もまだまだですが、根気強く頑張りますww
一緒に頑張りましょうww

まとめ

今回のお話では、甘噛みされやすい行動5選を紹介しました。

・ワンちゃんの顔の前に手を出す → 手をひっっこめる

・体を触りすぎる → ワンちゃんの触っていいよサインを把握して触らせてくれるまで待つ

・素早い動き、高いテンション → ゆっくり動く、落ち着いて接する。(お酒飲んでる時、お友達が遊びに来た時によくあります。)

・表情、状態に鈍感(嫌がっているのに気づかない) → 嫌なことはやめる or オヤツを使う

・指示しない → コマンドトレーニングをしてワンちゃんの興奮、意識をコントロールする。

の5つでしたね!
ポイントは嫌なことはできるだけしない事とワンちゃんをコントロールするってこと!

これができてないとワンちゃんに

「空気の読めないやつ。。」「うるさい声で吠えるやつ。。」「急にテンション高くなって手で襲ってくるやつ」

って思われるかもしれないですよww

それではまた〜〜!!

柴犬の噛み癖!理由と対処方の話。

うちの子甘噛みがすごいのー!!噛みまくって大変。。。っていう話をよく耳にします。


柴犬は本来の野生の気質を持っている犬種なのでしっかり噛んできます 笑(柴犬の先祖は狼です。。)


噛む(歯を当てる)という行為は柴犬にとってはコミュニケーションの一つなんですね。だから大きな気持ちで見守って下さい。。と言いたいところですが、早めに矯正しましょう 笑


この甘噛みをそのままにしておくと大きくなった時に本気噛みに移行する可能性もあるので注意が必要です。。
なのでしっかりわんちゃんの気持ちを理解して少しずつ矯正していきましょう!

ただ、早めにと言っても根気が必要です。飼い主さんも焦りすぎずにある程度気長にワンちゃんに付き合ってあげて下さい。


柴犬が甘噛みする時5選

Ⅰ. 遊び

柴犬同士はお互い甘噛みしながら遊ぶものです。ただこの時は口を開けるものの、強く噛んだりはしないのですが、和犬や猟犬などの場合は遊びでも噛み合いが激しい犬種や個性のわんちゃんもいます。この遊びで甘噛みをしている場合が多いかもしれませんね。


この時の対処法は、「見ない、触らない、話しかけない」です。まあ簡単に言うと無視ですね(笑)
この時に触ったり怒ったりするとワンちゃんは構ってもらえていると勘違いして、「遊んで〜」ってさらに興奮するので注意が必要です。

おそらく無視しても構って攻撃は少しの間(5分くらいですかね?)続きますが、次第に収まってきます。それまで我慢です。。。

Ⅱ. 成長過程

歯の生え変わりで痒い!この時はめちゃくちゃ噛みます 笑
ソファー、スリッパ、靴下、リモコン、ケージ、、、。とりあえず噛めるものは噛みます 笑

この時の対処法は、「噛まれて困るものは片付ける」「おもちゃやロープを与える」「家具などは衝立でカバー」です。
当たり前のことですけど、大事です。この時期は本当になんでもの噛むので噛んでもいいものを噛ます、噛まれたくないものはしまう。
これが大事ですww
これを放置すると家中の至る所がズタボロになってきます。

Ⅲ. 柴犬の特性、性格、個体の性質

柴犬の性格でも噛み行動に発展します。極端に分けてワンちゃんの性格は「怖がり」「支配的」です。これは本来、野生で生きてきた柴犬にとって「怖いよー」「やってやるぜ」っていう野生の本能なんです。。特に和犬の柴犬はどちらかの性格が出やすいです。4ヶ月くらいの社会科期にこの特性が出やすいので注目してみてあげて下さい。では柴犬にとっての噛みに発展する行動を紹介します。

①柴犬の嫌な行動

撫でているとき、抱っこしている時に歯を立ててくる場合はすぐに中止しましょう。これは飼い主さんがやってしまう行動No.1ですね。
柴犬は本来、過度に触られる、拘束されるのが嫌いです。あるある行動は、「長時間の抱っこ」「常になでなで」これが好きじゃありません。嫌がったらすぐに中止して様子を見ましょう。

②追い詰められる

怒った時壁に追い詰めて「だめっ」って言ってませんか?(あれ?うちだけ?ww)
野生の強い柴犬にとってこの行動は「敵がきた」「怖い!やめて!」と認識させてしまいます。家族なのに敵と認識されるのは本当に悲しいですよ。。。
敵扱いで噛まれる事もあるので注意しましょう。

③興奮

遊んでいる時に起こる噛みですね。。柴犬は野生の血が強いので引っ張り合いの遊びはかなり興奮します。うちのわんちゃんはコレでした。。。一回興奮すると背中の毛が立ちます。。スーパーサ◯ヤ人でした(笑)
遊びの延長で噛み行動に移行することは度々あるので引っ張り系の遊びはほどほどに。。。

後は嫌な事をされると口が出る事もあります。噛みに入ったら飼い主さんのやっているその行動をやめるのもワンちゃんと楽しく過ごすコツです。

Ⅳ. 抵抗

Ⅲの①②のように「嫌な事をやめてもらいたい時」に噛み行動に発展します。「持っているもを取り上げられる事」「フードを守る時」「お風呂の時」など、嫌な事をされると口が出ます。

飼い主さんがワンちゃんにとって嫌な行動を止めることで落ち着きますが、生活に支障が出る場合はワンちゃんのトレーニングが必要です。

最低でも「おすわり」「待て」「おいで」「伏せ」「アイコンタクト」の5つの基本コマンドはできるようにしたいところです。
5つのコマンドトレーニングとその他のトレーニングについてはまたご紹介しますね。

Ⅴ. ストレス、ヒマ

この場合は、散歩や遊びなどの体を使う事や頭を使わせてワンちゃんのストレス、ヒマを解消しましょう。

長時間の留守番などが多いワンちゃんは注意です。留守番が長いのは飼い主さんの生活があるので致し方ないと思いますが、休みの日や、少し時間が取れる時などは発散させてあげてください。

①一緒に遊ぶ時

ボールを投げて「とってこい」などの体を使う遊び(家の中で大丈夫です)やコマンドトレーニングなどの頭を使う遊び(おやつ使って下さいね)も有効です。
コマンドトレーニングは人間の中ではトレーニングの部類に入り、嫌なものそうですが、ワンちゃんからすると言われた事をやるとおやつがもらえる楽しい遊びです!叱らずに飼い主さんもたくさん褒めながら楽しく行って下さい。

②一人遊び

ワンちゃんが夢中になって噛み噛みできるおもちゃや転がすとおやつが出てくるおもちゃ等を与えて遊ばせてあげましょう。コングにふやかしたフードを入れてなかなか出ないようにして長時間遊ばせるのもいいですね!

ただ、柴犬の場合はすぐに飽きます(笑)
飽きたらコマンドトレーニングに切り替えるなどして「飼い主さんとの遊び」と「一人遊び」を混ぜちゃってもいいと思います!

まとめ

柴犬を飼っている方なら大体は共感できる「噛み」ですが、ワンちゃんの気持ちを少し理解することでいい方向に向かえればいいですよね。

①遊びの噛みは「見ない、触らない、話しかけない」

②成長過程で歯が痒い時は「噛まれて困るものはしまう」

③柴ちゃんの個性、特性による噛みは、「嫌な事をした時は止める」「生活に支障が出る時はトレーニング」

④ストレスやヒマだと感じている時は「遊びで発散」

こんな事書いてますが、うちのワンちゃんはかなり頑固、、、。正直なかなか大人しくならないのです(笑)
病院で診察したら「この子はヤンチャで頑固ですねー。ちゃんと躾しないと大変ですよ。」。。。ドッグトレーナーに相談したら「この子をしっかり教育できれば大体の子飼えますよー。」とか言われました(笑)
「このやろー」と思ったことも数えきれないほどありますが、でもやっぱり可愛いし、この子の犬生を全うしてほしいと思います。。

今は少しづつ大人しくなっていて(?)、リビングでゴローンしてリラックスすることも増えました。まだ7ヶ月なので好奇心旺盛、ヤンチャ盛りですが。。。あんまり気負わずに一緒にゆっくりやっていこう!と考えてます。うちは共働きなので留守番も多いですが、これからもゆっくりやっていきます〜。