うちの子甘噛みがすごいのー!!噛みまくって大変。。。っていう話をよく耳にします。
柴犬は本来の野生の気質を持っている犬種なのでしっかり噛んできます 笑(柴犬の先祖は狼です。。)
噛む(歯を当てる)という行為は柴犬にとってはコミュニケーションの一つなんですね。だから大きな気持ちで見守って下さい。。と言いたいところですが、早めに矯正しましょう 笑
この甘噛みをそのままにしておくと大きくなった時に本気噛みに移行する可能性もあるので注意が必要です。。
なのでしっかりわんちゃんの気持ちを理解して少しずつ矯正していきましょう!
ただ、早めにと言っても根気が必要です。飼い主さんも焦りすぎずにある程度気長にワンちゃんに付き合ってあげて下さい。
柴犬が甘噛みする時5選
Ⅰ. 遊び

柴犬同士はお互い甘噛みしながら遊ぶものです。ただこの時は口を開けるものの、強く噛んだりはしないのですが、和犬や猟犬などの場合は遊びでも噛み合いが激しい犬種や個性のわんちゃんもいます。この遊びで甘噛みをしている場合が多いかもしれませんね。
この時の対処法は、「見ない、触らない、話しかけない」です。まあ簡単に言うと無視ですね(笑)
この時に触ったり怒ったりするとワンちゃんは構ってもらえていると勘違いして、「遊んで〜」ってさらに興奮するので注意が必要です。
おそらく無視しても構って攻撃は少しの間(5分くらいですかね?)続きますが、次第に収まってきます。それまで我慢です。。。
Ⅱ. 成長過程

歯の生え変わりで痒い!この時はめちゃくちゃ噛みます 笑
ソファー、スリッパ、靴下、リモコン、ケージ、、、。とりあえず噛めるものは噛みます 笑
この時の対処法は、「噛まれて困るものは片付ける」「おもちゃやロープを与える」「家具などは衝立でカバー」です。
当たり前のことですけど、大事です。この時期は本当になんでもの噛むので噛んでもいいものを噛ます、噛まれたくないものはしまう。
これが大事ですww
これを放置すると家中の至る所がズタボロになってきます。
Ⅲ. 柴犬の特性、性格、個体の性質

柴犬の性格でも噛み行動に発展します。極端に分けてワンちゃんの性格は「怖がり」「支配的」です。これは本来、野生で生きてきた柴犬にとって「怖いよー」「やってやるぜ」っていう野生の本能なんです。。特に和犬の柴犬はどちらかの性格が出やすいです。4ヶ月くらいの社会科期にこの特性が出やすいので注目してみてあげて下さい。では柴犬にとっての噛みに発展する行動を紹介します。
①柴犬の嫌な行動
撫でているとき、抱っこしている時に歯を立ててくる場合はすぐに中止しましょう。これは飼い主さんがやってしまう行動No.1ですね。
柴犬は本来、過度に触られる、拘束されるのが嫌いです。あるある行動は、「長時間の抱っこ」「常になでなで」これが好きじゃありません。嫌がったらすぐに中止して様子を見ましょう。
②追い詰められる
怒った時壁に追い詰めて「だめっ」って言ってませんか?(あれ?うちだけ?ww)
野生の強い柴犬にとってこの行動は「敵がきた」「怖い!やめて!」と認識させてしまいます。家族なのに敵と認識されるのは本当に悲しいですよ。。。
敵扱いで噛まれる事もあるので注意しましょう。
③興奮
遊んでいる時に起こる噛みですね。。柴犬は野生の血が強いので引っ張り合いの遊びはかなり興奮します。うちのわんちゃんはコレでした。。。一回興奮すると背中の毛が立ちます。。スーパーサ◯ヤ人でした(笑)
遊びの延長で噛み行動に移行することは度々あるので引っ張り系の遊びはほどほどに。。。
後は嫌な事をされると口が出る事もあります。噛みに入ったら飼い主さんのやっているその行動をやめるのもワンちゃんと楽しく過ごすコツです。
Ⅳ. 抵抗

Ⅲの①②のように「嫌な事をやめてもらいたい時」に噛み行動に発展します。「持っているもを取り上げられる事」「フードを守る時」「お風呂の時」など、嫌な事をされると口が出ます。
飼い主さんがワンちゃんにとって嫌な行動を止めることで落ち着きますが、生活に支障が出る場合はワンちゃんのトレーニングが必要です。
最低でも「おすわり」「待て」「おいで」「伏せ」「アイコンタクト」の5つの基本コマンドはできるようにしたいところです。
5つのコマンドトレーニングとその他のトレーニングについてはまたご紹介しますね。
Ⅴ. ストレス、ヒマ
この場合は、散歩や遊びなどの体を使う事や頭を使わせてワンちゃんのストレス、ヒマを解消しましょう。
長時間の留守番などが多いワンちゃんは注意です。留守番が長いのは飼い主さんの生活があるので致し方ないと思いますが、休みの日や、少し時間が取れる時などは発散させてあげてください。
①一緒に遊ぶ時
ボールを投げて「とってこい」などの体を使う遊び(家の中で大丈夫です)やコマンドトレーニングなどの頭を使う遊び(おやつ使って下さいね)も有効です。
コマンドトレーニングは人間の中ではトレーニングの部類に入り、嫌なものそうですが、ワンちゃんからすると言われた事をやるとおやつがもらえる楽しい遊びです!叱らずに飼い主さんもたくさん褒めながら楽しく行って下さい。
②一人遊び
ワンちゃんが夢中になって噛み噛みできるおもちゃや転がすとおやつが出てくるおもちゃ等を与えて遊ばせてあげましょう。コングにふやかしたフードを入れてなかなか出ないようにして長時間遊ばせるのもいいですね!
ただ、柴犬の場合はすぐに飽きます(笑)
飽きたらコマンドトレーニングに切り替えるなどして「飼い主さんとの遊び」と「一人遊び」を混ぜちゃってもいいと思います!
まとめ
柴犬を飼っている方なら大体は共感できる「噛み」ですが、ワンちゃんの気持ちを少し理解することでいい方向に向かえればいいですよね。
①遊びの噛みは「見ない、触らない、話しかけない」。
②成長過程で歯が痒い時は「噛まれて困るものはしまう」。
③柴ちゃんの個性、特性による噛みは、「嫌な事をした時は止める」「生活に支障が出る時はトレーニング」。
④ストレスやヒマだと感じている時は「遊びで発散」。
こんな事書いてますが、うちのワンちゃんはかなり頑固、、、。正直なかなか大人しくならないのです(笑)
病院で診察したら「この子はヤンチャで頑固ですねー。ちゃんと躾しないと大変ですよ。」。。。ドッグトレーナーに相談したら「この子をしっかり教育できれば大体の子飼えますよー。」とか言われました(笑)
「このやろー」と思ったことも数えきれないほどありますが、でもやっぱり可愛いし、この子の犬生を全うしてほしいと思います。。
今は少しづつ大人しくなっていて(?)、リビングでゴローンしてリラックスすることも増えました。まだ7ヶ月なので好奇心旺盛、ヤンチャ盛りですが。。。あんまり気負わずに一緒にゆっくりやっていこう!と考えてます。うちは共働きなので留守番も多いですが、これからもゆっくりやっていきます〜。